手首の使い方と振りと押しでリリースする
同じような投げ方してるのに、
人それぞれ矢速が違いますよね。
腕の振りもたしかに大事ですが、
問題は手首の反しにあるかと思います。
三節棍の動きをイメージすると解りやすいと思います。
第1の棍が動いて、第2の棍に力を伝えて、第3の棍でスナップが入ります。
要は、手首の反しが早いと力が伝わりきる前にリリースをしてしまってるって事になりますね。
返しが遅くても力が逃げてしまってるのでダメです。
絶妙なタイミングが必要になります。
男性はこの感覚は元々持ってる方が多いので、さほど問題では無いですが、
女性はこの感覚を持ってる方が少なく、ダーツを飛ばす事に悩んでる方も多いと思います。
解決方法はズバリ押しです。
押しをしっかりする事で、スナップ(リリース)をするタイミングを長く取れるので力を伝えてる事が容易になります。
セットアップ
テイクバックしてから第1棍の動き
セットアップした場所まで振ったら第2棍の動きに移行。
手首の反しをガマンして押す。
ガマンです。
第3棍で手首を反す。
脱力して振って、押してやると、最後の反しはかってになるので、あまり意識しなくても大丈夫です。
ムチってものすごい速度出ますよね。
あれも多節で考えるとわかります。
漫画のようにベビみたいな動きじゃなくて、一定方向への力の伝達だと思います。
余談ですが、ムチのビシッ!って音は音速を超えた時に出る空気の層を破ったときの音だと言われています。本当かはわかりませんが(笑)
こんな感じに直線的なセットアップをして、
間接を柔らかく使い、
少しの振り、
少しの押し、
少しのスナップを同時に出来て、
力の伝達が上手くいけば、
いつかダーツも音速の壁を破れるかも??(笑)
マッハダーツ!
※野球投げはダメだよ。